6.文京区
7月下旬。文京区へやってきました。
終電で東京に行ってから、歩いたり途中の公園でブランコ漕いだりして朝の文京区。この手法はこれから度々使います。
奥の方に見えるのは旧・後楽園ゆうえんちこと「東京ドームシティ」のジェットコースター。こんな時間帯に見る明かりも何もないジェットコースター、生命力のある鉄。戦ったらどうやっても負ける。
街の要、文京区役所。等間隔でついている光やせり出てる円形の部分、どことなくアトラクションっぽい。ジェットコースターを見たからウキウキわくわくな感じに脳のスイッチが入っているのかもしれない。
東京ドームからもかなり近い。文京区はお堅めなイメージだったけど、町の中心地は結構おあそびタウンだ。区役所の最上階は展望ラウンジになっているらしい。どこまで遊べば気が済むんだ。(最高)
駅に入っているチェーン店もすごい。食べたいものが見つからない子どもは全員文京区へ連れて行けば解決する。
さすがに気になるのでドームシティの方へ歩く。不法侵入している訳ではなく、一部通路は夜間~朝の時間帯も開放しているようだ。おかげで人のいない遊園地をマジマジと観察することができる。 どう考えても『逃走中』のロケ地に使われている気がする。
東京ドームシティ - クロノス参戦プレイヤーwiki | 逃走中/戦闘中 - atwiki(アットウィキ)
一応調べたら、逃走中の前身番組である密告中で使われていたらしい。閑話休題。
園内には一切人はいないが、ちゃんとライトアップされている。ロケーションがあまりにも良すぎるため散歩に最適。
だってさあ...
こんな景色が見れる訳ですよ。
アレ(海賊のアレ)もこんな近くで見れる。
終電を逃して暇な人は、頑張って歩いてドームシティに向かえばいいと思う。始発なんてあっという間だ。
普段は人でにぎわうのであろうカフェテラスも、朝は椅子が重ねられていた。
遠くから見ると四つん這いのゴリラに見える。
芝生やベンチのエリア。あまりにも居心地が良いのに、寝たり酒盛りをしている人はいない。警備が行き届いているのか、文京区の行儀がいいのかどっちなのだろうか。
あまりにも現実感がなかったため、近くの不動産屋に貼られている賃貸情報を見てみた。1R・1Kで賃料2桁の家があった。夢から引き戻される感覚。アウパ。
心なしか電灯もビシっとキマって見えてきた。
遊☆戯☆王 古新聞☆雑誌☆ダンボール
住宅街を歩いているとビックリするくらい大きい巨木があった。
区が指定した天然記念物だ。面構えが違う。
縦はもちろん横にも広く、ある程度の雨なら凌げそうなレベルでデカい。自分が森の動物だったらここで雨宿りするだろう。実際、長い年月を重ねたこのムクノキにはそういう瞬間もあったのだろう...
硬派だったり鉄だったり歴史だったり、文京区は色々な硬さがある町だった。また来ます。